「カメラを止めるな!」にパクリ疑惑が出ているけど…

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「カメラを止めるな!」を知っていますか?

無名の俳優さんたちをオーディションで発掘し、制作費300万円で作られたと言うこの作品は、興行収入10億円は確実!と言われるほど、社会現象になるほどのヒットを記録しています。



そんな「カメラを止めるな!」ですが、今、他の作品をパクっているのでは!?と、いう疑惑が出てきています。

今回は、そんな「カメラを止めるな!」で私の思うところなどを、記事にしてみました。

 

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「カメラを止めるな!」が社会現象になっている!?

『カメラを止めるな!』(カメラをとめるな!)は2017年製作、公開の日本映画。監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品。2017年11月に先行公開。その後、国内及び海外の映画賞を数々受賞し、2018年6月に日本国内で凱旋上映を行った。監督・上田慎一郎にとっては初の劇場長編作品。 Wikipediaより引用

オーディションで選んだ無名の俳優さん達でキャスティングされた「カメラを止めるな!」は、制作費300万円の低予算で創られ、2018年6月に劇場公開が始まったときには、上映する劇場は2館だけでした。

その後、SNSで口コミが広がって、2018年8月からは、製作元のENBUゼミナールとアスミック・エースが共同で配給することになり、200近くの劇場で公開されています。

 

「カメラを止めるな!」は、多くの芸能人や批評家からも絶賛され、興行収入10億円突破は確実と言われて、社会現象と言えるほどのヒットを記録しており

2018年を代表する映画の1つにまで上り詰めています。

 

「カメラを止めるな!」ヒットの理由は「協力関係」?

なんで、「カメラを止めるな!」は、これだけヒットしているのでしょう?私が思うに

製作者と観客、両者の「協力関係」にあるのではないかと感じています。

 

「カメラを止めるな!」は、前半はゾンビ映画とその撮影中に起きたトラブルを描き、後半はそのゾンビ映画を舞台裏からの視点で描くという構成になっています。

「カメラを止めるな!」の面白さは、言うまでもなく後半に凝縮されているのですが、映画のキャッチコピーは

「37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!」

「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」

と、あえて前半のゾンビ映画にフォーカスさせて、後半に含みを持たせるようにしています。

 

そんな製作者側の意図を感じ取ったのか、「カメラを止めるな!」を観た人も、後半の面白さをひた隠しにします。

 

それが、SNSで拡散されます。SNSを見た人は、気になって劇場に足を運びます。そして、また同じように後半部分をひた隠しでSNSに投稿します。それが、また拡散されて…というサイクルで、口コミはどんどん広がっていきます。

今の時代を象徴したSNSでの拡散の典型、と言っても良いのですが、興味深いのは、後半のネタバレを防ごうとする

製作者側の意図に、観客が協力する形でSNSで広まっているところだと、思います。

 

この製作者と観客の思わぬ形での「協力関係」が、「カメラを止めるな!」の大ヒットにつながっているのではないかと、感じています。

「思わぬ形で」と言いましたが、ここまでのことを製作者側が仕組んでいたとしたら、かなりの強者だと、この記事を書きながら、ちょっと恐怖も感じています。



「カメラを止めるな!」のヒットで、日の目を浴びたキャスト

無名の俳優さんたちでキャスティングされた「カメラを止めるな!」、映画のヒットによって日の目を浴びたと言っては失礼ですが、活動の幅を一気に広げている俳優さんが増えています。

ここでは、そんな「カメラを止めるな!」のヒットによって、一気に活動の幅を広げている俳優さんのニュースをまとめました。

 

「カメラを止めるな!」主人公・日暮隆之役の濱津隆之さんが…

ゾンビ映画の監督である主人公、日暮隆之を演じた濱津隆之さんが、フジテレビのドラマ「SUITS/スーツ」にて、月9デビューを果たしました。

事前に制作側や濱津さん本人からの告知もなく、サプライズのような登場に、ネットでも「あれ?カメラを止めるな!の人が出ている?」と、いうようなコメントが多く見られました。

当の濱津隆之さん本人も、Twitterで「携帯開いたら方々から凄い事に」、「来週もう一回だけ、ほんのチラリと出ている予定」と、あくまでも冷静な反応です。

 

月9と言ったら、数々の名作ドラマを生み出した、日本を代表すると言っても過言ではない、フジテレビの看板枠です。その月9にデビューとは、2018年の日本映画を代表する作品の主人公にふさわしい大活躍ですよね。

 

残念ながら、見逃してしまった!という人は、こちらで観ることができます。


 

「カメラを止めるな!」ヒロイン役の秋山ゆずきさんが…

「よろしくで~す!」でおなじみ、「カメラを止めるな!」ヒロイン・松本逢花役の秋山ゆずきさんが、テレビ朝日系のドラマ「科捜研の女スペシャル」(10月14日22時より放送)に、ゲスト出演することが決まったそうです。

 

Twitterより引用)

こういうニュースは、私たちにとっても嬉しい限りですよね。今後の活躍を願うばかりです。

 

それにしても、「科捜研の女」主演の沢口靖子さんは、御年53歳(2018年時点)。とても、そんな年齢には思えない美貌に頭が下がる思いです。

そんな沢口靖子さんの、衰えない美の秘訣についてまとめた記事を見つけました。興味がある方は、参考までにどうぞ

 

「カメラを止めるな!」主人公の娘役、真魚さんが…

「カメラを止めるな!」主人公、ゾンビ映画監督の娘、日暮真央役の真魚(まお)さん。

今まで、芸能事務所などに所属せずフリーで活動していた真魚さんが、大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントに所属することが決まりました。

Yahoo!ニュースより引用)

 

真魚さんは、「カメラを止めるな!」出演をきっかけに、数十社の芸能事務所からスカウトや映像作品への出演オファーが殺到していたそうです。そんな中、林修さんや加藤一二三さんなども所属するワタナベエンターテインメントに、所属することに決めたそうです。

岩井俊二氏監督作品の「スワロウテイル」に影響を受けて、役者の道を志したという真魚さん。今後は、役者を志すきっかけとなった「岩井俊二氏の作品に出たい!」と、意欲満々です。

 

真魚さんの今後の活躍に、注目したいですね。



「カメラを止めるな!」が、ニコニコ生放送で…

「カメラを止めるな!」は、公開120日目となる10月20日に国内動員数が200万人を突破。上映中の劇場は293館にまで拡大し、世界24カ国60の海外映画祭への出品が決まるなど、いまだに大きな反響を呼んでいます。

そんな「カメラを止めるな!」が、ニコニコ生放送にて11月22日に上映会が開かれることになりました。「ネタバレ厳禁」「ネタバレ歓迎」の2番組に分けた、オリジナル選択式上映会になる模様です。

以下は、ネットニュースからの引用です。

6月23日に都内2館での公開が始まって以降、上映館数が拡大している話題の映画「カメラを止めるな!」が、11月22日にニコニコ生放送で「ネタバレ厳禁」と「ネタバレ歓迎」の2番組に分けたオリジナル選択式上映会にて放送。さらに同日に開催されるファンミーティングの模様も生中継されます。

(中略)

今回のオリジナル選択式上映会では、「初見さん向けネタバレ厳禁版」と「感染者向けネタバレ歓迎版」の2番組に分けて放送。さらにどちらの放送でも、「Zepp DiverCity」(東京・お台場)で開催される上田慎一郎監督やキャストが参加するファンミーティング「最高かよ~!『カメ止め!』アツアツ感染者集会~ポンデミック2018~」が生中継されるなど、さまざまな楽しみ方ができる内容となっています。

ニコニコ生放送にてチケットが販売中で、ファンミーティング中継&ネット上映会「ネタバレ厳禁版」「ネタバレ歓迎版」はどちらも前売券が1500円、当日券が1800円。また2番組が視聴可能な共通チケットは前売券2000円、当日券2300円(※価格は税込)です。

2番組で分かれているので、初めて見る人にもリピーターの人にも嬉しいですね。さらに、同日開催のファンミーティングも生中継って、まさに「最高かよ~!」ですよね。

 

ニコニコ生放送が閲覧できるニコニコ動画は、YouTubeと同じく無料の会員制動画サイトです。ですが、今回の生放送などのとき、無料会員だと人気コンテンツなどでアクセスが集中したとき、強制退出させられます。

今回の「カメラを止めるな!」はチケット制なので、さすがに強制退出はないと思いますが、そんな不安にびくびくしながらでは、せっかくの映画も楽しめないですよね。

そういったストレスから解放されて動画を観たい方は、月額540円の有料版で登録することをおすすめします。興味がある方は、こちらからどうぞ。


こちらの記事でも、ニコニコ動画をちょっと紹介しています。良かったら、一緒に読んでみてください。

VODの種類比較|特徴やサービス、おすすめのVODは?

2018.10.10

 

「カメラを止めるな!」に出ているパクリ疑惑

芸術作品には、必ずと言って良いほど付いて回ってくる、他の作品の盗作行為、「パクリ」と言われている行為ですが、この「カメラを止めるな!」も例外ではなく、パクリ疑惑が出ています。

それは、こんなニュースでした。
「カメラを止めるな!」はパクリだ!原作者が怒りの告発

 

監督の上田慎一郎氏が「カメラを止めるな!」を制作するのに、ある舞台作品から着想したということですが、その舞台作品の原作者には、映画化に際して、その旨の連絡は一切入れていなかったとのことです。

脚本を大幅に書き換えているので、上田氏は「自分のオリジナルストーリー」だと主張していますが、大まかな構成や設定は舞台作品とほとんど一緒だと言われており、(ニュース記事の)筆者も「カメラを止めるな!」と舞台作品の両方を確認したが、類似点が多く見られたようです。

 

2017年の公開から1年近く経とうとしている、今のタイミングでのニュースに、いろいろな憶測も飛び交っていますが、監督の上田氏はパクリ疑惑を否定し、原作者は訴訟の準備も始めているとのことで、大きな問題に発展しかねない状況になっています。



「カメラを止めるな!」のパクリ疑惑は、2ちゃんねるでも

「カメラを止めるな!」パクリ疑惑で調べてみたら、2ちゃんねるでこんなスレがありました。
【悲報】「カメラを止めるな!」とかいう映画、涼宮ハルヒのパクリだった・・・

谷川流氏の「涼宮ハルヒの憂鬱」をはじめとしたライトノベルシリーズでの、あるエピソードの構成が「カメラを止めるな!」のそれと酷似しているとのことです。

 

「芸術は模倣から始まる」という言葉もあるように、すべての芸術は過去の作品を真似て、その組み合わせで創られています。なので、オリジナルの作品だと言っても、他の作品の要素が少なからず入っているものです。

そういう意味では、完全なオリジナル作品というのは、今の時代、ほとんど望めないと言っても良いでしょう。

 

真偽のほどは分かりませんし、パクることを擁護するつもりもありませんが、模倣とパクリは、捉える人によって変わってくるデリケートな問題だと思うので、複雑なところです。



「カメラを止めるな!」のルーツになっている?作品

「無名の新人監督と俳優達が創った”まだどこにもないエンターテイメント”(公式サイトより引用)」、「カメラを止めるな!」を巡って沸き起こっている今回の騒動ですが

1つのできごとを複数の視点から描くという点で見たら、パクりではないけど、ルーツになっていると思っている作品があります。

それを、ご紹介します。

 

パルプ・フィクション

pulp-fiction-mia-vincent出典:「KOBEYA no 映画」

パルプ・フィクションは、クエンティン・タランティーノによる1994年公開のアメリカ映画です。

パルプ・フィクションは、それまでの映画作品にはなかった手法を取り入れた、革命的な作品としてその後の映画界に大きな影響を与えました。

 

その手法の1つが、お話しした「1つのできごとを複数の視点から描くこと」です。

同じできごとなのに、視点を変えただけで、隠れていた側面が現れてまったく違うものに変わってしまう。

この手法はパルプ・フィクションが最初だと言われており、その後の多くの映画作品で、この手法が取り入れられています。

 

もう1つが時系列です。パルプ・フィクションは、作品中でのできごとの時系列をバラバラにして再構築するという構成を取っています。

なので、普通に見ているとバラバラなショートストーリーが並んでいるだけで、訳が分からなく感じると思います。

ですが、この時系列と先ほどの視点を意識して、パルプ・フィクションを見てみると、バラバラに思われたストーリーが1本の線のように繋がって、まったく違う作品に変わります。

そういう思いを巡らせながら観ること自体も、1つの視点なのだと、パルプ・フィクションという作品を通して、改めて気づかされます。

 

書いていたら、パルプ・フィクションが見たくなったので、後でまた見たいと思います。あなたも、興味がありましたら、ぜひご覧ください。



まとめ

今回は、社会現象にまでなっている「カメラを止めるな!」と、「カメラを止めるな!」を巡ってパクリ疑惑が出ていることについて、私の思うところなどをお話ししました。

「カメラを止めるな!」は、パクっているのか?今の時点で(2018年8月22日時点)真偽のほどは分かりませんが、作品に対する愛情はどちらも変わらないと思うので、お互いが納得できる形で収拾して欲しいと願う次第です。

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 



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