いしかりに乗るなら絶対押さえたい10のおすすめポイント

上の写真は、「いしかり」で仙台港に寄港した際に撮ったカモメです。前回に引き続き、「いしかり」で絶対外せない10のおすすめを、ご紹介したいと思います。

注:この記事は、前後編の2部構成になっているうちの後編にあたります。前編をまだ読んでない方は、より楽しんでいただくために、こちらを先に読んでください。

 

「いしかり」の10のおすすめ、後半戦

お話を進める前に、「いしかり」って何?という方は、まずこちらを読んでください。

仙台港での、おもしろいイベント

「いしかり」のおすすめを心ゆくまで堪能していると、仙台港に到着します。


仙台までの人はもちろん、ここで一時下船する人も、下船口に並んで扉が開かれるのを待っていることと思いますが、この時にデッキに上がってみると、おもしろいイベントが待っているんです。

デッキに上がったら、パンなどをちぎって海に向かって放り投げてみてください。それまで散り散りに飛んでいたカモメたちが、どうやって嗅ぎつけたのか、一斉に集まってくるんです。その光景は、本当にスゴいです。目の前、頑張れば手が届きそうな近さでカモメの大群が飛んでいるんです。そんな至近距離でカモメを見たことのない私は、子供みたいにはしゃいで(動向したパートナー談)夢中になって写真を撮りまくっていました。

カモメたちが群がっているの図です。赤い変なヤツは、無視してください。

手に持って差し出していると、どこからともなくやってきて、エサだけキレイに食べていきます。良い子は、マネしてはいけません(←おまえが言うな!笑)

たまたま撮れた1枚です。右のカモメがお辞儀しているみたいで、カワイイです。

エサを求めて、カモメが列を作っています。同じカモメだけど、よく見ると1羽1羽違っているので、それを見るだけでも楽しいです。

カモメの行列を正面から撮りました。こんなショットが山ほど撮れました。

こんな奇跡のショットも撮れました。良い子は、マネしないでね(←おまえが言うな!笑)

個人的にベストショットな1枚です。こんな感じで、仙台港でのカモメの写真だけで、軽く100枚以上撮っていました。

仙台名物を楽しめる、2つのスポット

「いしかり」は仙台港で、行きと帰りそれぞれ3時間ずつ停泊します。仙台までの人はもちろんですが、苫小牧まで乗っていく人も、簡単な手続きをすれば一時下船することができます。3時間なので行ける場所は限られますが、それでも意外とできることは多いです。

仙台名物と言えば、牛タンとかずんだが真っ先に挙げられると思いますが、仙台港にはそんな仙台名物たちを楽しめるお店が、なんと徒歩圏内にあるんです。

1つめは、仙台と牛タンを一気に全国区に広めた「利久」です。今や利久は全国に展開しているので、ぶっちゃけた話、仙台まで行かなくても利久の牛タンを楽しめます。それでも、はるばる船でやってきて食べる本場の味は、特別なものがあると思います。

写真中央にあるのが牛タンシチュー、左奥にひっそりと佇んでいるのが看板メニューの牛タン焼です。個人的には、「定番」と謳っているだけあって牛タン焼の方が好きです。これを食べると、焼肉屋さんで出てくる薄っぺらい牛タンが食べられなくなります。

お店の情報は、こちらからどうぞ。

2つめのずんだは、仙台港に隣接するアウトレットで食べることができます。ずんだとは、枝豆やそら豆をすりつぶしてペースト状にしたものです。このずんだを、お餅に絡めて食べる「ずんだ餅」が有名ではないでしょうか。

写真、右手前にあるのがずんだ餅、その奥にあるのがずんだ餅パフェです。

ずんだ餅パフェは、抹茶のソフトクリームにずんだ餅が乗っているだけのシンプルなものですが、どちらも甘さが控えめで、くどくならないのが良かったです。値段も350円とお手頃なのが、なお良いと思います。最近のパフェはゴテゴテといろんなものが乗って、1000円以上するのがザラにありますからね(←発言がオジサン。笑)お店の情報は、こちらから見ることができます。

「ただの食レポじゃないか!」とツッコまれそうですが、スルーします。笑

 

「いしかり」に次回乗ったら、確かめたいこと

次にお話するのは後になって知ったことで、次回「いしかり」に乗船した時、この目で確かめたいと思っていることです。写真はありますが、「たまたま撮っていたものがそれだった」というだけで、当然それだとは知らずに撮っていました。

自力では出港できない

「いしかり」には船首と船尾に、サイドスラスターと呼ばれる横向きのプロペラが付いています。このサイドスラスターによって、自力での横移動やその場での回転など、通常のプロペラや舵ではできない動きが可能になるのです。

ですが、仙台港は200mクラスの大型船にとっては狭いそうで(先ほどの地図を参照してください)サイドスラスターを備えている「いしかり」でも、自力での方向転換などは危険が伴うそうです。つまり、陸に向かって船首から入港している「いしかり」は、自力での出港ができないということです。

じゃあ、どうするのか?それが、次に「いしかり」に乗ったとき、直に見てみたいと思っていることです。

仙台港ぐらいでしか見れない

写真は仙台港を出港する直前、「いしかり」のすぐそばで旋回しながら動く船があったので、それを撮りました。これはタグボートと呼ばれるもので、このタグボートこそが、次に「いしかり」に乗ったとき確かめたいことであり、狭い仙台港で大型船の「いしかり」が出港するために欠かせないものだったんです。

タグボートとは、大型船の離岸・着岸を補助するための船で、自分よりはるかに大きな船を、軽々と押したり引いたりできるだけの大馬力の機関を装備しています。「いしかり」はロープでタグボートに繋がれ、出港の時タグボートに引っぱられる形で180°向きを変えて、それから出港するのです。

最近は、たいていのフェリーや客船がサイドスラスターを装備しているので、今回のようにタグボートが押したり引いたりするところを、普通の人はほとんど見ることができないそうです。つまり、仙台港のような狭い港だからこそ、見ることのできる光景だということです。仙台港を就航している太平洋フェリーの「いしかり」に乗ると、普通の人がめったにできない体験を、船の上から直にお目にかかれちゃうんです。

私たちはこの時、寒さのため出港を待たずに船内に戻ってしまい、この貴重な体験を見逃してしまったんです。

実は、ヨットで体験していた!?

タグボートに引っぱられて出港するという、貴重な体験を見逃したと先ほどお話しましたが、それに似たようなことなら、実はすでにヨットの回航で体験していました。

それは出港時ではなく、出港して沖に出たところでのこと。エンジンに網が絡まって急に止まったのです。沖の上で何の装備も持たない素人がどうすることもできず航行不能になったため、海上保安庁のお世話になり(出港してきた)港まで曳航してもらったのです。

曳航とは、故障などで航行不能になった船を、タグボートなどで引っ張って航行することです。こちらの記事でも、その時のことをチラッと触れていますが、詳しくはまた別の記事でお話しできたらと思います。

そんな体験をした後だったので、後から仙台港の出港のことを知ったときは、「バカなことをした!」という思いでいっぱいでした。カモメに現を抜かしている場合では、なかったです。

ということで、「おすすめ」という意味合いから少し変わって来るかもしれませんが、次に「いしかり」に乗船したら、絶対に一部始終を見届ける!という思いも込めて、「いしかり」で外せないおすすめにカウントしました。ぜひあなたも、「いしかり」に乗ったら見てみてください。

その際は、仙台→苫小牧の航路だと夜の出港になるので、寒い時期は特に、お昼の出港になる仙台→名古屋の航路で見ることをおすすめします。

 

5時間で、苫小牧を楽しむ

名古屋港からの約40時間の航路を経て「いしかり」は、苫小牧港に到着します。


苫小牧港は、北海道の海の玄関と呼ばれるだけあって広大で、東港と西港に分かれています。「いしかり」は、このうちの西港のフェリーターミナルに停まります。

苫小牧港内です。ちなみに、写真に写っている2隻の船は、いずれも「いしかり」と同じくらいの大きさです。こんな大型船が、当たり前のように何隻も止まっています。これだけでも、苫小牧港の広さが分かるかと思います。

苫小牧のフェリーターミナルには「いしかり」の他に、茨城県の大洗へ行く商船三井フェリー、そして青森県の八戸を結ぶシルバーフェリーの3社が使っています。(名古屋港と仙台港は太平洋フェリーのみ)それだからか、ここのフェリーターミナルの建物が一番新しくて綺麗でした。

前編でもお話しましたが、この旅はあくまでも「いしかり」目当て。なので、苫小牧からそのまま北海道内を観光!なんてことはせず、その日の夜出港の便で、そのままとんぼ返りです。そんなことするのは私たちだけだろうと思っていたら、驚いたことに同じ考えの人が意外と多いようで、数人の方が帰りの便でも一緒でした。

それはさておき、11時に着いて出港が19時。乗船手続きなどがあるので、17時にはフェリーターミナルに居なければなりません。なので、実質的な滞在時間は約5時間。苫小牧港は大きくて、仙台港のように徒歩圏内に観光スポット的な場所がありません。行ける場所は限られてしまいますが、それでも苫小牧の町を楽しむことは十分できます。

前置きが長くなりましたが、ここでは私たちが苫小牧で巡ってきた場所のレポートとともに、そこで印象に残ったことをお話したいと思います。

苫小牧(北海道)は、回転寿司でも美味しい!

苫小牧に限らずですが、北海道と言ったら、ウニやカニ、イクラなどに代表される新鮮な海の幸が、まず挙げられるのではないでしょうか。

「(北海道は)イ〇ンの回転ずしでも、めちゃ美味いよ!」という情報を事前に入手していたので、まずイオ〇モール苫小牧内にあるお寿司屋さんに行きました。

その情報通り、めちゃウマでした。

どのネタも新鮮で美味しくて、しかもそれが〇オンの回転ずしで普通に食べられるなんて!回転ずしで、ここまでの満足感を味わったのは生まれて初めてだったとともに、こんな美味しいお寿司を日常的に食べられる、北海道の人たちが心底羨ましく思った瞬間でした。

想像以上の美味しさに衝撃のあまり、写真を撮り忘れてしまいました。

苫小牧市の貝

苫小牧はホッキ貝の漁獲量が日本一とのことで、「苫小牧市の貝」に指定されているそうです。

ホッキ貝とは、日本海北部と茨城県より北の太平洋、シベリア沿岸まで分布するウバガイ(姥貝、学名 Pseudocardium sachalinense)のことで、北海道ではホッキ貝と呼んでいるそうです。そんなホッキ貝を使ったホッキカレーが名物のようで、苫小牧港の海の駅でそれをいただきました。

食べかけの写真ですみません。カレーに入っていたというのもありますが、ホッキ貝自体に味はほとんどないように思います。それよりも、コリコリとした食感が個人的に好みです。カレー自体もコクがあって美味しかったです。

ただ、その前に食べたイオ〇のお寿司屋さんのインパクトが強すぎて、正直そちらに持っていかれた感は否めません。同じ日に続けて食べたので、今度は別々で楽しみたいです。

ホッキカレーをいただいた海の駅ですが、フェリーターミナルのちょうど対岸にあって、直線距離にしたらそこまでの距離ではないように思います。しかし、陸路だと広大な苫小牧港を回り込まないと行けない上に、唯一の交通手段である路線バスも本数が少ないのでタイミングが合わず歩いて行ったので、片道1時間近くかかりました。食後の運動にはちょうど良かったですが、もう少しアクセスを整備したら良いのにと思ってしまいます。

ホッキカレーの海の駅をもっと知りたい方は、こちらからどうぞ。

今回廻れたのはここまででした。次は、今回行けなかったところを中心に廻ってみたいです。太平洋フェリーのHPでは、苫小牧港だけでなく仙台港や名古屋港の周辺スポットを紹介しているので、「いしかり」に乗るときはチェックすることをお薦めします。詳しく知りたい方は、こちらから見ることができます。

 

さいごに|なぜ人は、船にハマるのか?

こうして、「いしかり」の航海を終えて無事に名古屋へ帰ってきました。まだ1か月も経っていませんが、早くも「いしかり」が恋しくなり、また乗りたくなっています。今回の旅行を終えて私は、すっかり船旅にハマってしまいました。

なぜ、こんなにもハマってしまったのでしょう?私だけでなく船の魅力に取りつかれて、移動手段が発達した今でも、あえて船旅を選ぶ人が少なからずいます。その理由について、今回の「いしかり」の旅で感じたことから、ある推察をしてみました。

思い出す

その推察をしたキッカケは、今回、私と「いしかり」の旅を共にしたパートナーの、ある発言でした。名古屋に帰ってきたとき、こう言っていたのです。「(船に乗っている間は)次元が上がったような気がする」と。そして、住み慣れた町に戻って「(次元が上がる前の)過去に戻ったようだ」とも。

後日そのことをメンターに話したら、メンターご夫妻も(「いしかり」に乗ったとき)同じように感じたと言われたのです。

実は、そういう私も、次元が上がる感覚ではないものの、「いしかり」に乗っている間、ある感覚を覚えることがよくありました。本来の自分を思い出すと言うか、もともとあるべき自分に戻ったような、そんな感覚です。

そんなことがあって私は推察をしてみた次第です。それは、「思い出す」ということです。

ただ、眠らせているだけ

地球の約7割は、海に覆われています。そして、地球上の生命の起源は海から始まったとも言われています。つまり海は、私たち人類を含めた地球上すべての生き物の故郷だということです。

もしかしたら私たちは、そう言ったはるか太古の昔の記憶をただ眠らせているだけで、実はそれらをすべて覚えているのかもしれません。そして、陸の上での社会のしがらみなどから離れて海に出ることで、眠っていた遠い祖先の記憶を呼び覚ましているのかもしれません。だからこそ人は、船を求めるではないかと私は思いました。

もちろん、これは私個人の推察であり、断定するものではありません。でも、まったくの的外れだとも言いきれないように、私は思うのです。

かなり飛躍しすぎてしまいましたが、そう言ったことに思いを巡らして「いしかり」に乗ると、また違う楽しみ方ができるかもしれません。

 

今日も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「人生で何がしたいのか?」分からないまま彷徨っていましたが、メンターとの出会いで人生が180度変わりました。 アフィリエイト、ネットビジネスはもちろん、インターネットの知識はほとんどゼロ!!でしたが メンターから1から徹底的に教わり、始めて1年足らずでネットビジネスで成功することができました。 今は、それまでの経験をもとに、ブログ執筆のかたわら、コンサル活動をしています。